ど~も、大学からバドミントンを始めた、後発組バドミントンプレーヤーのきたじ~(@kitaji_minton)です!
バドミントンのダブルスのコツを知ることで、初心者でも効率的に試合を進められるようになります。
特にダブルスでは、一人ではカバーできない広いコートを二人で連携して守り、攻めることが求められます。
基本的な立ち位置や役割分担を理解すれば、無駄な動きが減り、スムーズに得点チャンスを作り出せるようになるんです。
ここではまず、ダブルスで必ず押さえておきたい立ち位置と役割分担の基本について解説していきます。
バドミントンのダブルスで意識すべき基本の立ち位置と役割分担
ダブルスの試合で勝つためには、まず立ち位置と役割分担を正しく理解することが欠かせません。
二人で効率よくコートをカバーするためには、守備時と攻撃時で異なるフォーメーションを使い分ける必要があります。
また、ペア同士の動きがバラバラにならないように、常に声を掛け合いながら役割を果たすことが重要です。
ここからは、ダブルスの基本的な立ち位置と役割分担について具体的に見ていきましょう。
サイド・バイ・サイドで守る基本的な立ち位置を理解する
ダブルスの守備の基本は、二人が横並びになってコートを半分ずつカバーする「サイド・バイ・サイド」です。
こうすることでスマッシュや強打を受けたときにもお互いが無理なく対応でき、守備の安定感が増します。
特に初心者は前後に広がってしまいやすいため、相手に隙を与えないよう横並びの位置取りを意識しましょう。
この形を基本として覚えることが、守備力を高める第一歩となります。
前衛と後衛の役割をはっきりさせて動きをスムーズにする
攻撃の場面では、前衛と後衛に分かれて役割を果たすことが大切です。(トップ&バック)
後衛はスマッシュやドロップで相手を崩し、前衛はネット際で素早く反応して決定打を狙います。
この役割分担が曖昧だと、二人が同じ場所に集まってしまい、逆に守備範囲が狭まる原因になります。
お互いに「自分はどの位置で何を狙うのか」を明確にしておくことで、よりスムーズな連携につながります。
相手の攻撃に応じて臨機応変にフォーメーションを切り替える
試合中は常に同じフォーメーションで戦うわけではありません。
相手が強いスマッシュを打ってきた場合は「サイド・バイ・サイド」に戻り、逆に自分たちが攻撃を展開できるときは「トップ&バック」に切り替えることが重要です。
この切り替えを素早く行えるかどうかが、試合の流れを握るポイントになります。
常に相手の打球に合わせて柔軟に対応できるよう、二人で声を掛け合いながら動くことが必要です。
コート中央を空けないようにポジションを調整する
ダブルスで失点につながりやすいのが、二人の間にできる「コート中央の隙間」です。
特にフォーメーションを切り替える際や、打球を追うときに中央が空いてしまい、相手に狙われやすくなります。
これを防ぐためには、常に相手の位置とショットの方向を意識しながら、お互いの距離を調整することが大切です。
中央を守る意識を持つことで、相手に簡単な得点を与えにくくなり、安定した試合運びが可能になります。
攻撃力を高める!前衛と後衛の効果的な動き方のコツ
ダブルスで得点を重ねるには、前衛と後衛がそれぞれの役割を活かしながら連携することが重要です。
後衛が攻撃の起点となり、前衛が素早く詰めることで相手にプレッシャーを与えられます。 逆に連携が不十分だと、相手に余裕を与えて守備を立て直されやすくなります。
ここでは攻撃力を最大限に引き出すための動き方を具体的に解説していきます。
後衛はスマッシュで攻め、前衛は詰めて決定打を狙う
ダブルスの攻撃で基本となるのは、後衛がスマッシュを打ち込み、前衛が前に詰めて相手の返球を仕留める形です。
強烈なスマッシュは相手に低い球を返させやすく、そのボールを前衛が決めれば効率よく得点が狙えます。
後衛はパワーだけでなくコースを工夫し、相手を揺さぶる意識を持ちましょう。
前衛は常にスマッシュの後の展開をイメージしながら、ネット際でチャンスを待つ姿勢が大切です。
前衛は相手の返球を予測して素早く反応する
前衛の仕事は、ただ待つのではなく相手の返球を予測して先に動き出すことです。
相手のラケットの角度や体勢を観察することで、どの方向に返してくるかをある程度予想できます。
予測して動けるようになれば、ネット前での素早いプッシュやドライブで相手に時間を与えず得点につなげられます。
前衛が積極的に仕掛けることで相手はプレッシャーを感じ、ミスも増えるようになります。
後衛は無理な強打よりも配球で相手を崩す意識を持つ
後衛に求められるのは、ただ力任せにスマッシュを打つことではありません。
無理な強打ばかりだと体力を消耗し、相手に読まれやすくなるため逆に不利になります。
大切なのは、コースやショットの種類を使い分けて相手の体勢を崩すことです。
強打とドロップ、クリアを織り交ぜることで相手を動かし、チャンスを前衛に作り出すのが理想的な後衛の役割です。
攻撃中は二人の距離感を保ちカバー範囲を広げる
攻撃時に意識したいのが、前衛と後衛の距離感です。
前衛が前に詰めすぎたり、後衛が下がりすぎたりすると、逆に守備範囲に大きな穴ができます。
理想は、互いに動きやすくカバーできる距離を保ちながら、攻撃を継続することです。
お互いのポジションを常に意識し、バランスを崩さないことで長いラリーでも優位に立ち続けられます。
ダブルスで失点を減らすための守備フォーメーションと連携術
ダブルスの試合では、いかに失点を防ぐかが勝敗を大きく左右します。
攻撃力だけでなく、守備の安定感を高めることで相手に主導権を渡さずに戦えるのです。
そのためにはフォーメーションの理解と、ペア同士の的確な連携が欠かせません。
ここでは失点を減らすための守備の基本と、連携術のポイントを解説していきます。
スマッシュを受けるときはサイド・バイ・サイドで守ること
相手の強烈なスマッシュを防ぐには、横並びの「サイド・バイ・サイド」が基本です。
二人でコートを左右に分担することで、どちらのサイドに打たれても対応しやすくなります。
前後に分かれてしまうと、後衛一人に負担が集中し、返球が甘くなりやすいため注意が必要です。
常に横のバランスを意識して、スマッシュに備える姿勢を取りましょう。
相手のドロップに備えて前衛後衛の連携を強めること
スマッシュに意識が集中すると、相手のドロップで前に落とされて失点しがちです。
そのため、前衛と後衛が連携して「誰が前を取るのか」を明確にしておくことが重要です。
特に後衛は、相手のラケットの角度を見てドロップを予測し、素早く前へ反応できる準備をしましょう。
前衛は後衛の動きに合わせて位置を調整し、隙を作らないように意識することが大切です。
守備から攻撃への切り替えを素早く行うこと
守備だけに徹していると、相手に主導権を握られ続けてしまいます。
スマッシュを返したあとや、相手が体勢を崩した瞬間に攻撃へ切り替えることが勝利の鍵です。
そのためには、守備中でも次の一手を常にイメージし、攻撃に転じるタイミングを見逃さないことが重要です。
切り替えの速さが、守備力だけでなく攻撃力をも引き出すポイントとなります。
お互いの得意なショットを活かして守備範囲を分担すること
ペアによって得意なショットや守備の強さは異なります。
片方がドライブに強ければ速い球を中心に受け、もう一方がロブに強ければ高い球を担当するといった工夫が有効です。
お互いの特徴を理解し合うことで、無理なく守備範囲を分担できます。
自分の強みを活かしながら守備に入ることで、失点を最小限に抑えることができるでしょう。
スマッシュ・ドロップ・ロブを使い分けるダブルスの戦術
バドミントンのダブルスでは、スマッシュ・ドロップ・ロブといった基本ショットをどう組み合わせるかが勝敗を分けます。
単調な攻撃では相手に対応されやすいため、状況に応じてショットを使い分けることで主導権を握ることができます。
それぞれのショットには明確な役割があり、正しく使うことで相手の動きを制限し、自分たちのペースに持ち込むことが可能です。
ここでは、3つの基本ショットの効果的な使い方について解説します。
スマッシュは相手を崩して得点チャンスを作るために使う
スマッシュはダブルスにおける最も強力な攻撃手段です。
鋭い角度で打ち込むことで相手に低い球を返させ、そのボールを前衛が仕留める流れを作れます。
ただし、力任せに打つだけでは相手に読まれやすくなるため、コースや強弱を工夫することが大切です。
相手を追い込む一撃として使い、確実に得点チャンスにつなげましょう。
ドロップは相手の体勢を崩して前に誘い出すために有効
スマッシュばかりを狙っていると相手も守備の構えを固めてきます。
そこで有効なのがネット前に落とすドロップショットです。 相手を前に引き寄せることで体勢を崩させ、次の攻撃につなげやすくなります。
特に、相手が後ろに下がって守備しているときに使うと効果的です。
ロブは体勢を立て直す時間を作るために活用する
守備の場面で体勢が崩れたときや、相手に攻め込まれているときに役立つのがロブです。
高く打ち上げて相手を後方に下げることで、自分たちに体勢を整える時間を作れます。
また、相手を下げることで次の攻撃に備えるチャンスも生まれます。 守備から攻撃へ切り替えるための重要な手段として覚えておきましょう。
ショットを読まれないように緩急をつけて使い分ける
同じショットばかり続けると、相手に次の展開を予測されてしまいます。
そこで、スマッシュ・ドロップ・ロブをバランスよく使い分け、緩急をつけることが大切です。
球速やコースを変えることで相手を迷わせ、余裕を与えない試合運びが可能になります。
ショットの選択に幅を持たせることで、安定した攻撃力を発揮できるでしょう。
試合で差がつく!ペアとの声かけやアイコンタクトの重要性
ダブルスでは、技術や体力だけでなく、ペア同士のコミュニケーションが試合の流れを左右します。
どんなに上手な選手同士でも、声かけやアイコンタクトが不足していると動きが噛み合わず、失点につながることがあります。
逆に、意思疎通ができていれば安心感が生まれ、集中力や粘り強さも高まります。
ここでは、試合中に効果的なコミュニケーションを取るための具体的な方法を紹介します。
「自分が取る」と明確に声を出してミスを防ぐ
ダブルスで多いミスの一つが「お見合い」による失点です。
これは、二人がどちらもシャトルを取らない、あるいは同時に打とうとしてミスになる場面です。
こうしたミスを防ぐためには、「自分が取る」とはっきり声を出して意思表示することが大切です。
お互いの動きを明確にすれば、無駄な混乱を避け、安定したラリーにつなげられます。
目線やジェスチャーで相手の動きを確認する
試合中は常に声を出せるとは限りません。 そこで役立つのが目線や手の動きなどのジェスチャーです。
次にどのショットを打つのか、どちらのサイドをカバーするのかをアイコンタクトで共有できれば、スムーズに動けます。
特にサーブやレシーブ前のちょっとした合図は、戦術を合わせるうえで効果的です。
得点後や失点後の声かけでメンタルを支え合う
試合では、得点が続くときもあれば、失点が重なるときもあります。
そんなときに「ナイス!」や「ドンマイ!」と声を掛け合うことで、精神的な安定感が得られます。
得点後の声かけは勢いを維持する力になり、失点後の声かけは切り替えのきっかけになります。
お互いのメンタルを支え合うことは、ペアとしての信頼関係を深める要素にもなります。
短い言葉で素早く意思疎通できる合図を決めておく
試合中に長い言葉を使う余裕はありません。
「前」「後ろ」「左」「右」といった短い言葉や、簡単なジェスチャーを事前に決めておくと安心です。
これにより、状況が変わったときにも瞬時にフォーメーションを修正できます。
短くても的確な合図があることで、二人の動きはよりスムーズになり、試合を有利に進められます。
初心者がダブルスで意識したい練習方法と上達の近道
初心者がダブルスで上達するためには、ただ試合をこなすだけでは不十分です。
効率的な練習を積み重ねることで、基礎技術の安定とペアとの連携を両立させることができます。
基本のショットを磨きつつ、実戦に近い練習を取り入れることで、試合で通用する動きを自然に身につけられるのです。
ここでは、初心者が意識すべき効果的な練習方法を紹介します。
基礎ショットを繰り返し練習して安定感を身につける
まず大切なのは、クリア、ドロップ、スマッシュ、ロブといった基礎ショットを安定して打てるようにすることです。
ショットが安定していなければ、せっかくのチャンスも得点につながりません。
同じ動きを繰り返し練習することで、フォームが定着し、試合中でも落ち着いて打てるようになります。
基礎の習得こそが、上達の近道です。
実戦形式の練習で立ち位置や動きを体に覚えさせる
基礎が身についてきたら、次は実戦形式の練習を取り入れることが効果的です。
ダブルスでは立ち位置やペアとの動き方が重要になるため、試合を想定した練習で体に覚えさせる必要があります。
特にフォーメーションの切り替えやカバーの動きは、実際のラリーを通じて習得するのが一番です。
「どこに立てば良いか」を感覚的に理解できるようになるでしょう。
ペア固定で練習し連携を深める
ダブルスではペアの相性や呼吸の合い方が勝敗を左右します。
そのため、できるだけ固定したペアで練習を重ねることがおすすめです。
一緒にプレーする時間が増えるほど、お互いの得意なショットや動きのクセを理解でき、自然と連携が深まります。
試合中の声かけやフォローもスムーズになり、安定感のあるプレーにつながります。
プロ選手の試合動画を見て動きや戦術を学ぶ
練習だけでなく、プロ選手の試合動画を見ることも上達の大きな助けになります。
トップレベルの選手はどのように立ち位置を取っているのか、どんな場面でショットを選んでいるのかを観察することで学べることは多いです。
ただ見るだけでなく、「なぜそのショットを選んだのか」を意識しながら見ると理解が深まります。
実際のプレーに取り入れれば、自分の戦術の幅を広げることができるでしょう。
バドミントンのダブルスのコツについてまとめ
バドミントンのダブルスで勝つためには、技術力だけでなくペアとの連携や戦術の工夫が欠かせません。
基本の立ち位置や役割分担を理解し、守備と攻撃をバランスよく切り替えることで安定した試合運びが可能になります。
また、スマッシュ・ドロップ・ロブを状況に応じて使い分けることで相手に読まれにくくなり、得点のチャンスを増やせます。
さらに、ペアとの声かけやアイコンタクトは、プレーの精度だけでなくメンタル面にも良い影響を与えます。
初心者のうちは基礎練習を大切にしつつ、実戦形式の練習で連携を強化し、試合感覚を身につけていくことが上達への近道です。
小さな工夫の積み重ねが、ダブルスでの大きな成果につながるでしょう。
これらのコツを意識しながら練習と試合に取り組めば、初心者でも着実にレベルアップし、ペアとしての強さを発揮できるはずです。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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