ど~も、大学からバドミントンを始めた、後発組バドミントンプレーヤーのきたじ~(@kitaji_minton)です!
先日大会で、身長が160㎝くらいの小柄な選手ながら、次々と勝ち進んでいくプレイヤーを見かけました。
バドミントンというスポーツというのは、上から打ちおろすショットが存在するため、身長の高い選手が有利になりやすいというのはあるかもしれません。
しかし、身長の低い選手でも、戦い方を工夫することで長身の選手に勝つことは十分にできます。
今回私が見かけた小柄なプレイヤーの方も、小柄ならではのプレーを駆使して、見事な戦い方で長身選手を倒していました。
僕の身長は168㎝くらいなので、どちらかというと背の低い方だと思います(泣)
なのでこの小柄なプレイヤーの試合を観察している中で、背が低くても勝てる戦い方を学ぶことができました。
そこで今回は、『バドミントンの背が低い選手の戦い方!身長の高い相手と戦うコツ!』と題しまして、背が低い選手の戦い方についてと、身長の高い相手と戦う際のコツというのをご紹介しちゃいますね。
背の低さで悩んでいるバドミントンプレイヤーの悩みが少しでも解決できればと思います。
背が低い選手の戦い方
背が低い選手でも、戦い方を工夫すれば勝てます。
ということで、背が低い選手が試合で勝っていくための戦い方について、3つご紹介していきますね。
フットワークを駆使する
背が低い選手は、フットワークを駆使して戦っていくことが大切です。
身長の高い選手は1歩1歩が大きいので、歩幅では適いませんが、小回りのききやすさという点においては、背が低い選手に分があります。
背が低い選手はフットワークをしっかりと身につけて、コートのどこに打たれてもしっかりと相手コートにシャトルを返していくことで、相手にプレッシャーをかけていく戦い方ができれば勝てる確率はぐんと上がりますよ。
そのためには、正しいフットワークを身につけること。そして足腰を鍛えたり、ダッシュのトレーニングをすることで瞬発力を上げることでが重要になってきます。
瞬発力と小回りのきいたフットワークでコートを駆け巡ることができれば、背が低くても、周りの選手達からも一目置かれる存在になれますよ。
フットワークについては、こちらの記事でも速くする方法と練習方法ついて書いてますので参考にしてみてください。
フットワークで相手を翻弄しましょう。
【関連記事】>>>バドミントンのフットワークが遅い原因は?解決策と練習方法も紹介!
ドライブを駆使する
背が低い人のメリットとして、ドライブが打ちやすいということが挙げられます。
なぜなら身長が高い選手が腰らへんで下から打たなければならないような高さのショットに対しても、背が低い選手にとっては顔の高さや胸の高さなど、上から強いドライブを打ちやすいからです。
腕の長さも高身長の選手に比べると長くはないので、身体まわりのショットもドライブで処理しやすいというのもありますね。
ということで、背が低い人は強いドライブが打ちやすいというメリットがあるので、このドライブを試合でどんどん使っていく戦い方で勝率を上げていきましょう。
ドライブの打ち方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
【関連記事】>>>バドミントンのドライブのコツ!バックとフォアの打ち方も解説!
ネットプレーを駆使する
インドネシアのスカムルジョ選手をご存知でしょうか?
2019年12月現在で世界の男子ダブルスで1位のトッププレーヤーなのですが、彼の身長は約170㎝とのことです。
男子選手の中では身長は低い方かと思われますが、彼の前衛は一級品で圧倒的な強さを誇っています。
前に詰めてプッシュするスピード、前衛の読み、ネット前の反応、どれをとってもハイレベルです。
何が言いたいのかというと、背が高くなくても、ネットプレーを極めることで世界のトップレベルまでたどり着いている選手がいるのだから僕らも頑張ろ~ぜ!ということです(笑)
まぁ、スカムルジョ選手ほどの前衛力を身につけるのは至難の技なので、最低限の前衛の読み、ネットさばきを身につけることで、ネット前を上手に使える選手になることからはじめましょう。
ネット前が得意になるためには、ネット前にいる状態で速いドライブに慣れておく必要があります。
普段の練習の基礎打ちなどで、ネット前で速いドライブを受けたり、しっかりプッシュを沈める練習をしましょう。
また、試合形式で相手が打つ体勢を見ながら、前衛でストレートやクロスを張る練習もしていきましょう。
ネットプレーを駆使することで、背の低い選手でもプレッシャーを相手に与えながら得点できるようになりますよ。
前衛が上手くなるヒントをこちらに載せときますね。
【関連記事】>>>バドミントンの前衛の動き方とは?試合で勝つためのコツと戦術!
身長の高い相手と戦うコツ
さて、ここまでは背が低い選手の戦い方についてお話しさせていただきました。
背が低い選手でも戦い方次第で勝てるというのは分かったけど、それでも身長の高い相手と戦うのは苦手・・・
そんな方もいるかと思います。
ということで、ここからは身長の高い相手と戦うコツについてお伝えしていきたいと思います。
身長差にビビることなく戦えるようになってもらえれば嬉しいです。
足元や身体まわりを狙う
身長の高い相手というのは手足が長く、サイドに振っても長い足で追いつかれたり、奥に打っても手を伸ばしただけで届かれてしまったりします。
これは長身のメリットなのですが、メリットの裏にはデメリットもあるんです。
そのデメリットとは、手足が長い分、手元のシャトルや足元のシャトルを取り辛いということ。
身長が高い人は、その腕の長さが仇となり、ボディまわりのショットに対処するのが難しくなります。
ボディまわりにドライブやスマッシュ、プッシュなどを叩き込めれば、上手くいけば得点になりますし、そうならなくとも相手の体勢も崩せちゃうんです。
また、足が長い分足元を狙われるとしゃがんで返さなければならなかったりと、窮屈な体勢で打つことになるので、チャンスを作りやすくなってきます。
このように、長身ならではの打ちにくいコースにシャトルを集めることで、長身選手相手にも有利に立ち回れるようになりますよ。
ノーロブ戦法
身長の高い選手の最大の武器は、なんといってもスマッシュですよね。
180㎝の身長から繰り出されるスマッシュは角度も速度もたまったもんじゃありません(笑)
高身長の選手に勝つには、なんとしてもこのスマッシュを封じ込めなければいけませんね。
スマッシュを封じるためには、簡単にロブを上げないことが単純ですが重要です。
つまり、ドライブ、プッシュ、スマッシュ、ヘアピン、ハーフ球を打ってできるだけロブを上げないノーロブ戦法を徹底することで、相手の武器を封じ込めましょうということですね。
ノーロブ戦法を使っていると、『こいつ、前にしか打ってこないな』と思われて、ネット前を張られることもあります。
それを防ぐためにもヘアピンやハーフ球を打つ時もなるべくラケットを上げて上からプッシュを打つような体勢から打つことをおすすめします。
ラケットを上げてプッシュを打てるような状態からだと、さすがにネット前に張るのもためらいますし、それでも前を張ってくるようであればそのままドライブ気味に打ってあげればいいので。
この、ノーロブ戦法は、普段のゲーム形式の練習から意識してやっておかないと、いきなり本番ではできないと僕は思います。
やってみると分かるのですが、上げないようにと思っていても、ついつい楽に上げてしまったりするんです。
また、ネットをビビってヘアピンではなくロブを上げちゃったり・・・僕もいまだにやっちゃいます(笑)
これはもう練習で上げない癖付けをしていくしかないです。
練習で、どうしても自分がこの体勢からだとうまく前に落とせないというのが分かったら、そこはやむを得ないので思い切りあげちゃえばいいので。
どの体勢からなら上げずに打てるかを自分で知っておくためにも普段の練習からノーロブの練習を絶対取り入れた方がいいですよ。
まとめ
今回は、『バドミントンの背が低い選手の戦い方!身長の高い相手と戦うコツ!』と題しまして、背が低い選手の戦い方についてと、身長の高い相手と戦う際のコツについてお伝えさせていただきました。
まとめますと、背が低い選手の戦い方としては、
- フットワークを駆使する
- ドライブを駆使する
- ネットプレーを駆使する
という3つの戦い方をすることが大切だということをお伝えしました。
また、身長の高い相手と戦うコツとして、
- 足元や身体まわりを狙う
- ノーロブ戦法
という2つのコツをご紹介させていただきました。
今回の記事で僕がお伝えしたいのは、背が低いからと言ってバドミントンで勝てないなんて考えを持たずに、自分の持っている武器でできることをやっていけば、勝利の道は開かれるということです。
僕も身長は168㎝ほどですが、ネットプレーやノーロブ戦法を磨いて試合で勝てるようになってきました。
背が低いことに悩んでいるバドミントンプレーヤーの方も、ぜひ今回の記事を参考にして身長差を埋めていってもらえれば嬉しいです。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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