ど~も、大学からバドミントンを始めた、後発組バドミントンプレーヤーのきたじ~(@kitaji_minton)です!
- 自分の子供にバドミントンをやってほしい。
- ジュニアに教える機会がある。
あなたがそのような悩みを持っているのであれば、バドミントンのジュニアへの教え方というものを学ぶ必要があります。
僕がバドミントンを始めたのは大学からです。
周りの経験者よりもバドミントンをスタートするのが遅かった僕ですが、社会人となった今では小学校・中学校・高校からやっているような経験者にも試合で勝てるようになりました。
僕が後発組でもバドミントンを上達させることができたことと、ジュニアからバドミントンをはじめた子供が上達できることには共通している部分がいくつかあると僕は感じています。
そこで今回は、『バドミントン|ジュニアへの指導方法は?子供のメンタルの育み方!』と題して、バドミントンのジュニアへの指導方法と子供のメンタルの育み方について、後発組でもバドミントンを上達させることができた僕の視点からお伝えしていきたいと思います。
バドミントン|ジュニアへの指導方法は?
それでは、バドミントンのジュニアへの指導方法の3つのポイントをお伝えいたします。
ジュニアに何を教えたらいいのか分からない方は参考にしてみてください。
バドミントン教材を活用して指導する
子供というのは純粋でなんでも吸収します。
なんでも吸収するということは、正しい打ち方やフォームを教えることができれば、正しいやりかたを覚えて上達は早いくなります。
しかし間違った打ち方やフォームを教えてしまえば、間違ったやり方を覚えてしまい成長を妨げてしまう可能性もあるということです。
そこでおすすめなのが、教材を活用して指導するという方法です。
バドミントンには、本やインターネット、DVDで打ち方についての教材がたくさんあるのです。
その中でも特にジュニアには、DVDの教材を見ながら指導することをおすすめします。
DVDは打ち方の説明と共に実際に動いて打ち方を解説していますよね。
先ほど子供は吸収が速いという話をしました。
DVDは視覚的に動きを見ることできるので、特に子供は見たものを吸収することができ、正しい打ち方を覚えさせるのにはもってこいなのです。
インターネットも動きが見れるという声もありますが、インターネットでは、いろいろな情報が飛び交っており、本当に正しいのか?という点で不安が残ります。
またDVDでは、打ち方の情報が整理されているので、体系的に効率よく学べるという大きなメリットがありますね。
子供にDVDを見せて視覚的に打ち方を覚えさせるのもいいですが、教える側のあなたもDVDの内容を子供に教えれるようにしましょう。
特にあなたがバドミントン未経験者だったり、正しい打ち方に自信がない場合は、あなたがDVDで1度学び、それを子供に教えるという努力も必要です。
僕も大学で始めたての頃は、周りに教えてくれる人がいなくて自己流の打ち方で打っていました。
しかし自己流だったためフォームの癖が強く、なかなか上達することができませんでしたね。
僕は社会人になってから上手な人に、正しい打ち方を教えてもらってから、少しはマシなフォームになりました。
しかし、始めたての頃からしっかりと正しい打ち方について学べるDVDとかがあればもっと早く上達できてたかもしれないといまだに思います。
なのでジュニアの内から変な癖や間違った打ち方を身につけないためにも、バドミントンのDVDを最大活用して指導することを強くおすすめいたします。
お金に余裕があるのであれば、有名コーチなどに教えてもらうのが1番手っ取り早いかもしれませんが、金銭的に厳しいという方も多いのではないでしょうか?
その点、DVDは1度買ってしまえば何度も見返すことができるのでコストパフォーマンス的にも良いと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ジュニアと同じ目線に立つ
僕がバドミントンを始めたての頃は、周りの経験者から教えてもらうという機会があまりありませんでした。
教えてもらえたとしても、『手首を使って打てばいいんだよ』とか『身体全体で打つんだよ』などと、ざっくりとした教え方の人が多かったように思います。
手首を使うといっても、『ドアノブを回すような回内運動で手首を動かす』のと、『おいでおいでのポーズのように手首を動かす』のでは全然違いますよね。
ちなみに回内運動で手首を動かすのが正解です。
これって教える側が初心者の気持ちに立ててないんですよね。
バドミントンをやったことがない人にとっては、一般的に手首を使うイメージといったら、『おいでおいでのポーズのように手首を動かす』だと思います。
僕も最初『手首を動かす』とだけ教えられていたので、『おいでおいでの手首の使い方』でショットを打っていましたが全然打てませんでした。
これってジュニアでも起こりえると思います。
子供に手首を使って打つ動作を覚えさせたいのであれば、『手首を使って打ちましょう』という教え方ではなく、やはり『ドアノブを回すように手首を回してみて』と子供が理解できるように分かりやすい表現で伝えてあげないと子供は理解できません。
子供が理解できないのであれば実際に指導者が動作をやって見せたり、子供の手を一緒に動かしてあげたりと子供の立場に立って、指導してあげることが大切ですよ。
教えられる側の気持ちを考えずに、自分が言いたいことだけを言って指導している気になっている人は、指導者としてどうかと僕は思います。
『子供はどんな言い方にしたら分かってくれるかな?』『この表現だと分かりにくいかな?』『どこが分からないんだろう?』と常に子供の目線にたって教えることができる指導者が増えてくれれば、もっともっとジュニア選手が成長してくれると思いますよ。
バドミントンを楽しませる
バドミントンを子供に教えるうえで1番大切なんじゃないですかね。
僕は遅くからバドミントンを始めましたが、なんだかんだ社会人になった今でも続けています。
なのでバドミントン歴は10年近くになります。
僕は飽きっぽい性格なのであまり物事が続かない方だと自覚しています(笑)
そんな僕がバドミントンを10年も続けれて、経験者にも勝てるまで成長してきたのは、何よりもバドミントンが楽しかったからということに尽きます。
- ラリーが続いたときの楽しさ
- スマッシュが綺麗に決まった時の爽快感
- 大会で入賞できることの喜び
- 勝ちたい相手・ライバルに出会った
- 仲間と集まってバドミントンの話で盛り上がる
まだまだありますが、僕はこういったバドミントンの楽しさをいまだに感じ続けることができています。
だからこそバドミントンを上達させることができたのです。
楽しいと思えないこと・つまらないことって続けるのも嫌になりますよね?
特に子供はハマってくれれば一生懸命夢中になりますが、興味がなくなったり飽きて締めばすぐに辞めてしまします。
だからこそジュニアにはバドミントンの楽しさをしっかりと伝えてあげてください。
例えば、バドミントンを始めたての子には、まずはシャトルに慣れてもらうためにラケットでシャトルをリフティングさせる練習をしたり、シャトルを手投げで出してあげてその場でラケットに当てれるようにしてあげるといったように練習を工夫しましょう。
いきなりシャトル出しをして、さあ打ちましょう!と言われても、いきなり初めての子供がラケットにシャトルを当てるのって難しいです。
最初から空振りを連続してしまし、バドミントンってつまらないと思われてしまうかもしれませんね。
シャトルリフティングであれば子供でも比較的簡単にできます。
そして手投げのシャトルをラケットで当てれることで、バドミントンって楽しいと思ってもらいやすくなるでしょう。
また、ある程度打てるようになってきた子に対して僕がおすすめの子供の楽しませ方もあります。
それは、試合形式で相手をしてあげて、ギリギリで子供を負けさせるという方法です。
一方的に子供を負かしてしまっては、子供は楽しくもなんともないですよね?
指導者はわざとラリーを続けて、接戦を演じてギリギリのところで子供に勝ちましょう。
子供はギリギリのところで負けることで、『悔しい!けどもうちょっとで勝てそう』といったやる気が出てきます。
しかし、子供の性格によっては、勝たせてあげることで自信が付いて、バドミントンが楽しくなるという子もるので子供の性格に合わせて勝たせるか・負けさせるかは使い分けてあげてください。
いずれにせよギリギリの試合をしてあげて、バドミントンって楽しいなとジュニアに思ってもらうことが最重要です。
ジュニアにどうやったらバドミントンを楽しいと思ってもらえるかはいろいろと考えてみましょう。
子供のメンタルの育み方!
さて、ここからはバドミントンで子供のメンタルの育み方についてお話していきますね。
子供のメンタルを育み方としては、子供に自主性を持たせることが大切になってくると思います。
『自主性』とは、自分で考えて自分から行動するといったような意味合いです。
スポーツに限ったことではありませんが、『受け身になってやらされていいること』と、『自ら率先して自主的やっていること』では結果が全然違ってきます。
仕事で例えるなら、
仕事をやらされている感覚でしているサラリーマンは、与えられた仕事をダラダラとやっているだけなので、生産性も悪く会社からの評価も悪い、いわゆる仕事のできない人が多いです。
仕事ができる人は、自らどうやったら商品が売れるか?お客様が喜んでくれるかを常に考え、行動に移しています。
結果、契約もたくさん取れて成績も上がるので、会社からの評価も上がり、ますます仕事を任されますよね。
こういった仕事のできる人は、自分で考える事ができるので、何が起きてもへこたれないメンタルを持ち合わせていると言えるでしょう。
バドミントンでも同じことが言えます。
ただなんとなくやらされているバドミントンでは、子供の成長には限界があるのではないでしょうか。
そうではなく、『このショットは何のために打つのか?』『なぜここに打ってはいけないのか?』など子供が自分で考えて練習することで、吸収できることが増えますし、試合でも自分で考えてピンチを乗り越える力がついていきます。
自ら考えて行動するという自主性を子供に持たせることができれば、その子はどんなことが起きても屈強なメンタルで乗り越えてくれるでしょう。
自主性を持たせるためには、なんでもかんでも教えてあげるのではなく、子供に考えさせてあげる必要があります。
スマッシュがネットにかかってしまうと子供が悩んでいたら、『打点が低いからだよ』とすぐに教えるのではなく、まずは子供に考えさせてみてください。
『なんでスマッシュがネットにかかっちゃうと思う?』などと質問を投げかてあげるると良いです。
子供が『う~ん、わからない・・・』となってしまったらヒントをあげましょう。
『いつも君がスマッシュを打つときにラケットはどこにあるかな?』とヒントをあげます。
子供は『この辺かな?(打点の低い位置)』と言ってきたとします。
あなたは『そこからシャトルをまっすぐ打ったらどうなると思う?』と聞きましょう。
子供が『あ、ここからまっすぐ打ったらネットに当たっちゃうからもっと上から打たないとダメだね』と気づけたら、しっかりと褒めてあげましょう。
このように質問と対話を繰り返して、子供に自ら考えさせるということで、子供は問題を解決する力もつくし、自分で何とかしようとする強いメンタルを育むことができます。
自分で答えを考えて出せる子供は、ただや練習をやらされている子供に比べて、試合中でも崩れなかったり、立ち直りが早いと感じますね。
僕も大学のころはあまり考えて打っていなかったのですが、社会人になって自分で考える力を身につけてからは、試合で崩れることはあまりなくなりました。
僕は社会人になってからでもメンタルが強くなったのだから、子供のうちから自分で考えてメンタルを強化しておければ、技術・メンタル共に隙のない、より強いバドミントンプレーヤーになってくれることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、『バドミントン|ジュニアへの指導方法は?子供のメンタルの育み方!』と題して、バドミントンのジュニアへの指導方法と子供のメンタルの育み方について、後発組でもバドミントンを上達させることができた僕の視点からお伝えさせていただきました。
まとめますと、バドミントンのジュニアへの指導方法としては、
- バドミントン教材を活用して指導する
- ジュニアと同じ目線に立つ
- バドミントンを楽しませる
という3つのポイントがありました。
また、子供のメンタルの育み方としては、
- 子供に自主性を持たせることが大切
⇒そのためには質問形式で子供に自分で考えさせる
ということでした。
ジュニアが成長できるかどうかは、指導者にかかっているといっても過言ではありません。
せっかくジュニアのうちからバドミントンができるという環境を手にできた子供たちには、しっかりとした指導者に正しい方法で指導してもらって、将来の日本にバドミントン界を引っ張っていってほしいと思い今回の記事を書かせていただきました。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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