ど〜も、大学からバドミントンを始めた後発組バドミントンプレーヤーのきたじ〜です!
小学校や中学校など早い段階からバドミントンをしてきた経験者が学生時代にやっていた試合形式は、おそらく男子ダブルス・女子ダブルス・シングルスのいずれかと思います。
バドミントンのダブルスの形式には、男子ダブルス、女子ダブルスの他に、ミックスダブルスという種目もあるのをご存知でしょうか?
ミックスダブルスとは、男子と女子でペアを組んで試合をするということです。
学生の大会ではあまり見かけないので、学生さんはやり方が分からないという人も多いかもしれません。
社会人では、ミックスダブルスの大会というのもちょくちょく開催されされています。
ミックスダブルスは、男子と女子が組むという特徴から、通常のダブルスとは戦い方や戦術が変わってくるのです。
学生の頃からバドミントンをやっている人でも、ミックスダブルスに関しては社会人になってからやるという人は多いと思います。
そう、経験者でもミックスダブルスという競技の経験値に関しては少ない可能性が高いのです。
そうであれば、あなたが後発組のバドミントンプレーヤーであっても、ミックスダブルスであれば経験者にも勝てる可能性というのは上がるのではないでしょうか?
僕も、大学から始めた後発組ですが、男子ダブルスよりも、ミックスダブルスの方が勝てたりします。
ミックスダブルスにはミックスダブルスの戦い方というものがあるので、後発組の僕でもその戦い方を意識することで試合で勝てるようになったのです。
そんな後発組バドミントンプレーヤーでもミックスで勝てるようになった僕が、『バドミントンのダブルスの戦術!フォーメーションについて』と題しまして、バドミントンダブルスの戦術と、ミックスダブルスのフォーメーションについて解説していきたいと思います。
バドミントンのミックスダブルスの戦術!
それでは、さっそくバドミントンのミックスダブルスの戦術をお伝えします。
ここでは3つの戦術を紹介させていただきますね。
女子を狙うと見せかけた配球
ミックスダブルスでよく言われるのが、『女子を狙え』ということではないでしょうか?
しかし、これは合ってるようで間違ってたりもします。
確かに、女子の方が男子よりも速いスピードには反応しにくいかもしれません。
しかし、上手な女子というのは『女子が狙われる』というのを分かってて構えているので普通にレシーブしてきたりします。
しかも女子は男子に比べてミスが少ない傾向にあるので、ヘタすれば男子を狙った方が点数を取れたりするのです。
ですが、ミックスダブルスをしているプレーヤーの頭の中には、『女子が狙われる』というイメージがかなりできあがっていることでしょう。
よく、相手がスマッシュを打つ時に、レシーブをする女子にめっちゃ近づいてカバーしようとする男子を見かけませんか?
あれって『女子が狙われるからオレがカバーしなきゃ』という気持ちの表れだと思うんですよ。
女子からすると結構邪魔なんですけどね(笑)
そんな相手の心理を利用して、相手男子のクロス側にショットを打ってしまえば、女子側に意識が向いてるのでカンタンに決まったりします。
または、女子よりのミドルにショットを打つのも効果的です。
女子よりだから女子が取ろうとするのに、カバーしようとする男子も手を出してきて、ミスをしたり、お見合いでどちらも取らないといった状況になったりします。
このように、『女子が狙われる』という相手の意識を利用して実は男子のミスを誘うという戦術はかなり効果的ですよ。
男女の特徴を活かして攻める
一般的には、女子よりも男子の方がショットが速かったり、フットワークが速い傾向にあります。
対して女子は、ミスが少なかったり、ラリーが得意だったり、ヘアピンが上手という人が多いイメージです。
これはあくまで個人差があるので必ずしもこうだというわけではないことをご理解くださいね。
この男女の特徴を活かした戦術を意識しましょう。
例えば男子は後ろから攻撃的なスマッシュを打ち、相手に動かされても、フットワークの速い男子が拾う。
そして女子はヘアピンや繋ぐのが上手いので、前衛でシャトルを落としながら相手に上げさせるように配球する→後ろの男子がスマッシュで攻めるといった戦術です。
たまに女子の方がスマッシュが速くて、男性の方が細かいショットや前衛が得意というパターンもあるので、場合によってはお互いの特徴を活かしながら戦いましょう。
お互いの良いところを活かして戦えるので試合で有利になりますよ。
相手の女子を後ろに下げる
攻める時に、女子ばかりを狙っても上手い女子には普通に返されやすいというお話を先ほどしましたが、こちらが守る時には、相手女子を狙って上げるというのはアリだと思います。
一般的には、ミックスのペアは、女子の方が男子よりもスマッシュの速度は遅い傾向にありますよね。
そのため、ロブやクリアーを上げて相手の女子選手を後ろに追いやるという戦術はレシーブの面では有効になりやすいかと思います。
さらに、サービスでロングサーブを相手女子選手に打つといつのは、女子選手を後ろに下げることができる状態からラリーがスタートするので結構効果的な戦術ですね。
しかし、こちらも女子選手が『男子並みにスマッシュ速い〜』という場合もあるのでそこは注意しましょう。
ミックスダブルスのフォーメーション!
ここからはミックスダブルスのフォーメーションについてお話していきます。
ミックスダブルスのフォーメーションでは、男子が後ろ、女子が前のトップアンドバックの状況を多く作り出すことで、試合を有利に運びやすくなります。
このトップアンドバックのフォーメーションに入るためには、男性も女性も配球に注意しなくてはいけません。
男子はスマッシュやカットやドライブなどで相手に下からシャトルを拾わせる配球が大事になります。
男子が上からショットを打つ時にクリアーを上げてしまうなど、相手に上から打たせてしまうと、相手に攻撃の主導権を与えてしまうのです。
すると、こちらは横並びのサイドバイサイドのフォーメーションになってしまうので、守りの体勢になり不利になります。
なのでできるだけ、沈めるショットで男子後ろ、女子前の状況を作り出せるようにしましょう。
また、女子も積極的にヘアピンや、落とすショットを使って前に出るための配球をしましょう。
相手女子とのヘアピン対決に勝てるようになれば、こちらのトップアンドバックの攻撃力は上がります。
相手男子からのスマッシュで女子が狙われ続けるときは、いかに返してこちらの攻撃パターンに持っていけるかを考えてレシーブしましょう。
女子が攻められる状況で、前に落として女子が前衛に素早く入れれば、こちらが攻撃できる状況に変えることができます。
このように男子後ろ、女子前のトップアンドバックのフォーメーションを積極的に作り出せるプレーをしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、『バドミントンのダブルスの戦術!フォーメーションについて』と題しまして、バドミントンダブルスの戦術と、ミックスダブルスのフォーメーションについて解説しました。
今回の記事では、男子がスマッシュ速くて、女子が細かいプレーが得意という一般的にありがちなパターンを前提として書きました。
男女の特徴が逆の場合には、逆の役割で立ち回ってください。
大切なことは、お互いの良いところを活かすように試合を組み立てることです。
そして、ミックスダブルスは、『勝てば女子のおかげ、負ければ男子のせい』
という精神が大切なんじゃないかなと思います。
ミックスダブルスって『男子の方が上手い』みたいな謎の考えの人達って勝てないです。
だって、ダブルスなんだから。
お互いの良いところを活かせるようにして、不得意なところはカバーし合う。
そうやって『2人で試合を作る』ことができるミックスダブルスは強いですし、僕は好きですね。
小中学生の頃からバドミントンやってる男子に限って余計なプライドでペアとの空気を悪くして、ミックスダブルスは勝てない・・・
なんてことはありがちです。
僕たち後発組バドミントンプレーヤーは、経験もまだまだ浅いのでプライドとかに拘らずに目の前のプレーに一生懸命になりましょう。
そんな謙虚なあなたの姿勢に惹かれてミックスダブルスのペアと付き合うことに・・・なんてこともあるかもしれませんね(笑)
でも、自分の力を過信しすぎず謙虚な姿勢でいられるのは後発組バドミントンプレーヤーの大きなメリットだと僕は思いますよ。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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