ど~も、きたじ~(@kitaji_minton)さんのブログで記事を 書いてます「まめの木」と申します!
バドミントン歴28年!社会人時代は全日本実業団の常連でしたが、本格的に取り組んだのは
大学時代からという、後発プレイヤーの一人です。
さてそんな私ですが、今回は「ダブルスでの左利きとの戦い方」について書かせて頂きますね。
ダブルスの試合で誰もがやりづらさを感じてしまう、
「右利き(R)と左利き(L)のR・Lコンビ」の相手。
うっかり「右利きのコンビ(R・Rコンビ)」と間違えて、
相手の後衛がバックハンドで打つよう追い込んだつもりが、
フォアハンドで強烈なドライブが返ってきて面食らったこと。
どこにレシーブしても、フォアハンドの強いスマッシュで打ち込まれたこと。
そうやってゲームメイクに苦労したこと、誰でもありますよね。
そこで今回は、『バドミントンで左利きとの戦い方(ダブルス)!左利きの利点と弱点!』と題しまして、
『バドミントンでの左利きの利点と弱点』と『ダブルスでの左利きとの戦い方』を解説していきます。
ぜひ試してみてくださいね♪
バドミントンでの左利きの利点と弱点
最初に、バドミントンでの左利きの利点と弱点をまとめておきます。
利点①クロスファイヤーと呼ばれるカットスマッシュ
まずは下の図をご覧ください。
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き①.png)
一般的に右利きの相手と対戦することが多いので、そのリバースカットの軌道や速さにも
多少は慣れています。
一方で左利きの相手と対戦することは少ないので、その相手が放つクロスファイヤーは、
レシーブ経験の少なさゆえに脅威に感じてしまいます。
これが1つ目の利点となります。
利点②相手に、通常と違う攻め方を強いるスタイル
左利きのプレイヤー自体が少ないため、左利きのチームメイトがいる場合を除けば多くの人が
対戦慣れしていません。
従って、つい右利きの相手と対戦する感覚で配球してしまい、バックハンドでのリターンを
想定していた所へフォアハンドで強烈に打ち込まれるケースもあります。
左利きは、そのプレイヤー数の少なさゆえに相手が対戦慣れしておらず、通常と違う攻め方をさせる点が利点となります。
弱点
ダブルスでサイド・バイ・サイドに構える際の配置に弱点(不利な点)が発生します。
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き②.png)
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き③.png)
従って、あなたがR・Lコンビで試合に出る場合、二人の間に打たれたスマッシュをどちらが
リターンするか、意思疎通をしっかり取っておくことが必要となります。
ダブルスでの左利きとの戦い方
では、ダブルスでのR・Lコンビとの戦い方を解説していきます。
説明しやすくするため、ここからは右利きを「R」、左利きを「L」と書かせてください。
尚、RとLのレベルは同等であることを前提に説明します。
ショートサーブのリターン
サーバーがR、その後ろにパートナーのLがいる場合。
ショートサーブのリターンとして、Lにとってフォアハンドの位置へプッシュを打つと、
強烈なドライブが飛んできます。プッシュのコースには注意しましょう。
ロビングを打つコース
Lの方へロビングを上げると、そのままLが後衛に入ります。
Lを後衛に入らせてしまうと、クロスファイヤーとスマッシュを打ち分けられるので
Rが後衛に入る時よりも守備の面で不利に陥ります。
ロビングを打つ場合は、RとLの立ち位置を確認し、Rを後衛へ下がらせるようにしましょう。
スマッシュを打つコース
画像で説明させて頂きますね。
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き④.png)
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き⑤.png)
守備をする場合
こちらも図で解説させていただきます。
![](https://kitaji107.com/wp-content/uploads/2020/08/左利き⑥.png)
まとめ
今回は『バドミントンで左利きとの戦い方(ダブルス)!左利きの利点と弱点!』と題しまして、
『バドミントンでの左利きの利点と弱点』と『ダブルスでの左利きとの戦い方』を解説しました。
私だけではないと思いますが、左利きのプレイヤーはどうも上手に見えるので不思議ですよね。
クロスファイヤーを打つフォア奥に限らず、ネット前でもラウンドでも、妙に動きが綺麗で
ショットの精度も高く見えます。
ましてやクロスファイヤーは、球速もキレもあるように感じますので、シングルスで対戦
した際は私も「あまり自由に打たせたくない」と思っていました。
クロスファイヤーが来ると、「相手の得意なショットを打たれた!」というネガティブな
心理に陥りがちで、そうした気持ちはプレーに影響してきます。
しかし、慌てなくても大丈夫です。例え1本目をノータッチエースで決められても、速度や
軌道をインプットしておけば良いのです。
床すれすれの低い位置でも構いませんので、「自分はこのようにネットリターンする」と
決めておき、そのネットリターンからゲームを作り直すつもりでポジティブな考え方を
持ちましょう。
そういったポジティブな考えを持ちながら、目的意識を持って練習をすることで、
あなたは実際の試合でパフォーマンスを発揮することもできるし、どんどん強くなっていくでしょう。
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なので、左利きのプレーヤーと練習する機会があれば、
積極的に『左利きを攻略する』という目的意識を持って練習に取り組みましょう。
そうすれば意外と左利きへの苦手意識はなくなっていきますよ。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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