ど~も、岩手県の盛岡市近辺でバドミントンをしているきたじ~です!
日本のトップレベルの社会人バドミントン選手達が熱い戦いを繰り広げるチーム対抗のリーグ戦『S/Jリーグ』。
今回(2/3)、【男子】NTT東日本VS東北マークス、【女子】山陰合同銀行VS七十七銀行の試合がなななんと僕の住んでいる岩手県盛岡市の県営体育館で開催されました。
S/Jリーグは見てみたいとずっと思ってましたが、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。
しかし今回は、僕の住んでいる岩手で大会が開催されるということで、チケットを購入しS/Jリーグを観戦してきました。
そこで今回は、S/Jリーグ2019盛岡の観戦感想と、試合の様子や会場の雰囲気について、僕が実際に感じたことを踏まえてお伝えしていきたいと思います。
SJリーグの試合の様子や会場の雰囲気
試合開始は12時からなのですが、チケットを見ると、開場は8時半からとなっておりました。
開場から試合開始まで随分時間があるなぁと思いましたね。
どうやらこの時間を利用して、出場選手達が練習をしたり、エキシビジョンマッチをやるようです。
僕は、なかなか朝起きることができずに会場に到着したのは10時頃でした(笑)
『試合開始は12時からだからまだまだ人も集まってないんじゃないの?』などと余裕な気持ちで県営体育館で受付を済ませて中に入ると・・・
な、なんじゃこりゃ〜!
観客席に人がぎっしり座ってる〜!
県営体育館は普段の盛岡の大会でも利用してましたが、ここまでびっちりと埋まっている席を見るのは初めてだったので驚きを隠せませんでした・・・
僕はチケットに番号が書いてたのでてっきり席も決められるものだと勝手に決めつけてましたがそれは勘違い。
受付を済ませたら、後は早い者勝ちで席を取っていくという形式だったようです。
会場についてからいきなり『やっちまった』感が否めません。
どこの席を見渡しても、人・人・人で空いてる席をなかなか見つけられず。
ウォーリーを探せのごとく目を凝らして空いてる観客席を探し回ってたらなんとか空いてる席を発見。
無事座ることができました。
皆さんも、地元でS/Jリーグが開催されるという時は、『地元だから大丈夫』などと思わず、なるべく早い時間帯に会場に入ることをおすすめ致します。
今回は2人で見に行ったのでなんとか席は見つかりましたが、4人家族とかだと席を見つけるのは困難になりますよ。
ちなみに、僕は『一般席』という2階の席のチケットを取りました。
しかし、『特別席』という1階の試合コートの周りで試合を見れる席もあるようでした。僕はS/Jリーグを観戦しようと決めたのが遅く、前売りの時点で『特別席』は売り切れてたために、『一般席』での観戦となりました。
一般席でも十分に楽しめますが、もっと近くで選手がプレーしているのを見たいという方は前売りの『特別席』を早めに確保しておく必要がありますよ。
特別席の場合も、席の場所は早い者勝ちなので気をつけましょう。
僕の友達は最前列を取るために開場よりも早い朝8時から並んだようです。
僕が会場に着いた時点では、会場はガヤガヤと賑わっておりました。
そこでは、選手達が公開練習をしており、豪快なショットからトリッキーなショットなどを打つたびに会場が沸いてましたね。
中でも今回はNTT東日本の中には、なんとあの世界ランク1位の桃田選手もいました。
彼が会場に現れた時の盛り上がりはやはり半端じゃなかったですね。
世界ランク1位のスーパースターなので当然といえば当然かもしれません。
桃田選手はエキシビジョンマッチと公開練習のみで本戦での出番はありませんでした。
彼は世界大会の日程等もかなり多いので、怪我のリスクや体調面も考慮してs/Jリーグの本戦には出てこないこともあるようですね。
確かに全部の大会に出続けるのは物理的に厳しいですもんね。
ちょっと残念ですが.桃田選手には2020年の東京オリンピックでも活躍も期待しており、無理はしないでほしいので許しました(←何様w)
本線が始まる前に開会式が行われます。
開会式では、盛岡市の伝統の『さんさ踊り』で選手をお迎えしていました。
盛岡らしい歓迎の仕方で面白いですね。
バドミントン選手たちの目の前でさんさ踊りが披露されるというなんともシュールな光景でした(笑)
本戦が始まるまではガヤガヤとしているのですが、本戦が始まると空気が変わります。
選手達がサーブかレシーブを決めていざ、試合開始。
すると、会場の注目が一気に集まってシーンと静かになります。
1点目の点が入った瞬間に『おお〜』という声と共に会場から拍手が起きました。
各チームの応援団が点を取る時や、インターバルの時にはチームの選手を応援で盛り上げます。
エグい角度のスマッシュ、とんでもないところから飛びつく前衛、決まったと思ったら背面レシーブなど、数々のスーパープレーが起こるたびに歓声と拍手が大きくなりました。
練習とは違う、試合本番ならではの緊張感が伝わってくる中でのラリーの応酬。
僕も会場の人達も思わず『すげぇ〜』と口にしてしまいましたね(笑)
あの歓声と拍手の中で試合をする選手達はさぞ気持ちいいことでしょう。
SJリーグ2019盛岡の観戦感想
SJリーグ2019盛岡を観戦して、僕自身たくさんの学ぶことがありました。
その学びを踏まえて、観戦感想をお話させていただきます。
試合を観戦していて思ったのが、1つ1つのショットの精度が高すぎます。
実業団なので当たり前なのかもしれませんが、打つコースも『そんなとこに打つのか』と思うようなコースに打ったり、絶対取れないようなコースのショットも、素早いフットワークで返したりするのです。
無駄なショットが全然ないという印象でした。
無駄なショットがないということは、実業団の選手は1球1球しっかりと考えて打っているということなんでしょうね。
プッシュミスをする時も、相手のコースを読んだけれど、思いのほか相手のショットが速くてタイミングが合わないというようなレベルの高いミスでした。
このレベルになるともはやスマッシュが速いだけでは勝てないんだなと感じました。
男子も女子もスマッシュで1発で決めるというよりは、いかに相手の体勢を崩して甘いシャトルを決めるかを考えていたように感じます。
同じ体制からスマッシュ・カット・クリアのどれでも打ち分けてくるので、観客の僕も『うわ、あの体勢から凄いスマッシュ打たれるぞ~』と思ったらカットを打ったりして、相手も1歩も動けずということもありました。
あれだけ速いスマッシュを打たれると思うと、意識しちゃって足止まりますね(笑)
ダブルスの試合で勝つためにの配球については、こちらの記事でも書いてます!
の記事でも書きましたが、実際に実業団選手の配球を見てみると、本当に勉強になりますね。
また、どの選手も動き出しがマジで速いです。
自分が打ったらもうすぐに次のシャトルを追う意識を当たり前のように持っていました。
どんなにいい体勢からスマッシュを打てても、決まるとは思わず次の準備をする。
これは僕たちも意識すればマネできるし、見習わなければならないことだと思いました。
次の準備が速いので、どれだけ鋭いカウンターレシーブをクロスに返されても、すぐに追いついてスマッシュorドライブなどの強打をする実業団選手は本当に素晴らしかったです。
また、僕が注目したのは前衛の位置です。
写真で見ると分かりますが、思ったよりも後ろにいますね。
結構味方後衛の近くまで下がって構えています。
この位置で構えることで、実業団の速いショットにも追いつけて様々なショットに対応できるんだなと思いました。
これもすぐにマネできそうだったので練習で取り入れますよ~!
バドミントンの前衛については、こちらの記事でも取り上げているので参考にしてみてください。
この他にも試合を観戦して僕が感じたことは、
- シャトルへのタッチが速い
- バランスを崩しても打ち込める体幹が大切
- ドライブやカウンターでいかに相手に攻めさせないかを考える
- 上級者相手のダブルスでのヘアピンはかなり危険(ものすごい瞬発力でプッシュしてくるから)
- 女子でも重心移動をしっかりと行い、綺麗なフォームで打つことで男子並みに速いスマッシュを打っている
などと、たくさんの気づきや学びを得ることができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、S/Jリーグ2019盛岡の観戦感想と、試合の様子や会場の雰囲気について、僕が実際に感じたことを踏まえてお伝えさせていただきました。
日本のトッププレーヤーの試合を間近で見ることができ、かなり有意義な時間を過ごすことができました。
今回は僕の住んでいる岩手県の盛岡市で行われたということで、金銭的にも時間的にもかなり足を運びやすい環境が整ってたことが大きかったと思います。
ちなみにチケット代は、特別席でも前売りで2,300円、当日売りで3,000円とのことなので、これでトップ選手の試合が観戦できるのは、かなりお得でお財布にも優しい価格かと僕は思いました。
しかし遠方だと交通費や宿泊費もかかるし、時間的にも移動時間もあるのでなかなか厳しいです。
今回の僕のように、地元や自分の住んでいる周辺地域でS/Jリーグが開催される場合は、観戦の絶好のチャンスとなります。
S/Jリーグの熱い試合の雰囲気、選手たちの気迫、会場の応援、高精度のショット、スーパープレーの数々・・・そのどれをとっても観戦してよかったと心から思えました。
ぜひあなたの周辺でもS/Jリーグが開催されることがあればぜひ観戦してみることを強くお勧めいたします。
バドミントンプレーヤーであればかなり楽しい時間になりますよ。
SJリーグの試合日程や開催地は、S/Jリーグのホームページで見ることができるのでチェックしてみましょう。
【外部リンク】>>>S/Jリーグのホームページはコチラ
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメントを残す