ど~も、大学からバドミントンを始めた、後発組バドミントンプレーヤーのきたじ~(@kitaji_minton)です!
『バドミントンのクリアが飛ばない』というのはバドミントン初心者のがよくぶち当たる壁といってもいいのではないでしょうか?
かくいう僕も初心者の頃は、クリアがコートの真ん中よりちょっと後ろくらいまでしか飛ばなかったりと、クリアが飛ばないストレスを感じていましたね。
僕の場合は、上手な経験者の友達に奥まで飛ぶクリアのコツを聞くことによって、エンドラインまで飛ばせるようになりました。
クリアが飛ばないことには理由があるし、飛ばすにはコツがあるということが分かったのです。
そこで今回は、『バドミントンのクリアが飛ばない理由!奥まで飛ばすコツを解説!』と題しまして、クリアが飛ばない理由と、クリアを奥まで飛ばすためのコツについてお話ししていきたいと思います。
バドミントンのクリアが飛ばない理由
バドミントンのクリアが飛ばないということは何か理由があるはずです。
ここではクリアが飛ばない理由として考えられるものを3つ挙げさせていただきます。
クリアが飛ばない理由①体重移動ができていない
まずはコチラの動画をご覧ください。
こちらの方はシドニーオリンピックで日本代表になった、井川里美さんという方なのですが、この方がクリアの飛ぶ人と飛ばない人の違いを再現してくれています。
この動画で分かることは、『クリアが飛ばない人というのは後ろ足に体重が残ったままクリアを打ってしまっているため、体重移動ができておらず、シャトルにパワーを伝えれていない』ということです。
奥に飛ばしたいのであれば当然前に力を持っていかなければいけないので、力が後ろに残ったままになる体重移動をしていない打ち方というのは、クリアが飛ばない原因の1つとなってしまいますね。
クリアが飛ばない理由②打点が悪い
次にクリアの打点についてみてみましょう。
クリアが飛ばない人は、自分の頭の真上や自分の頭の真後ろに打点を取っている人が多いです。
なぜ頭の真上や真後ろの打点だとクリアが飛ばないのかと言いますと、単純に相手のシャトルに食い込まれて力が入りにくいからです。
実際にラケットを持ってクリアの素振りをしてみれば分かりますが、一番力が入るのって自分の頭の真上ではなく真上よりも少し前だと思います。
つまり自分の頭の真上でのクリアは力が入りにくいのでクリアが飛ばない原因となっているのです。
自分の頭より後ろに打点を取っている人はさらに力が入りにくいので、もっと飛ばしにくくなりますね。
クリアが飛ばない理由③力みすぎ
どんなショットでも言えることですが、力みすぎというのはよくありません。
クリアを打つ時にもずっと力が入ったまま打っていては、力が上手くシャトルに伝わらないので、逆に飛ばなくなってしまいます。
また、力みすぎることによってラケットの真ん中にシャトルを当てにくくなってしまう可能性もあります。
真ん中に当てれない=飛ばしにくくなってしまうということなので、やはり力みすぎというのはクリアを飛ばしにくくする原因の1つとなりうやすいです。
僕も経験済みですが、特に初心者のうちは『奥に飛ばすぞ』と気合が入りすぎてガチガチにグリップを握ってしまいがちではないでしょうか。
バドミントンのクリアを奥まで飛ばすコツ
バドミントンのクリアが飛ばない3つの原因を理解していただけたと思いますのでここからはクリアを奥まで飛ばす3つのコツについてお伝えしたいと思います。
クリアを奥まで飛ばすコツ①体重移動を意識する
先ほど、体重が後ろに残ってしまうために力を前に持ってこれなくなるのでクリアが飛ばなくなるというお話をさせていただきました。
ということは逆に考えると、体重移動を意識して行うことができればクリアを奥まで飛ばすことができるということですね。
体重移動のやり方は、
①シャトルの下にしっかり入って利き足に体重をかけます。
②インパクトの瞬間に利き足を前に踏み出し、逆の足と入れ替えてください。(体重を移す)
③この時、上半身のひねりをしっかりと入れることで移動した体重を最大限に活かせます。
こちらの3つのポイントでしっかりと体重移動を行うことでシャトルにしっかりと力が加わり奥までクリアを飛ばせるようになりますよ。
身体全体を使ってクリアを飛ばすようにしましょう。
クリアを奥まで飛ばすコツ②打点を頭の前で捉える
さて、打点が悪いためにクリアが飛ばないということもお話しさせていただきました。
ということでクリアを奥まで飛ばす2つ目のコツは、打点を頭の前で捉えるということです。
頭より後ろでも、頭の真上でもありません。
しっかりと頭よりも前で捉えるように意識しましょう。
素振りの時点や基礎打ちでは打点を頭の前で捉えれるのに、試合になると打点が頭の後ろでクリアを打ってしまうという人は、シャトルに追いつけていない可能性があります。
フットワークが遅いと、自分が追いつくよりも先にシャトルが自分の頭の上を通過してしてしまうので、どうしても頭よりも後ろの打点で捉えてしまいがちです。
なのでフットワークを速くして、シャトルよりも先に下がって前の打点で捉えれるようにしましょう。
フットワークについてはこちらの記事でも書いているので参考にしてみてください。
【参考記事】>>>バドミントンのフットワークが遅い原因は?解決策と練習方法も紹介!
クリアを奥まで飛ばすコツ③インパクト時だけ力を入れる
最後に、力みすぎによってクリアが飛ばないことを解決するためには、インパクトの時だけに力を入れるということがコツになります。
鞭をしならせる時って力を抜いた状態から一瞬だけ力を入れることでしなりますよね?
バドミントンのクリアに関しても一緒で、打つ瞬間だけに力を入れることによってラケットをしならせることができ、クリアが飛ぶようになるのです。
テイクバックまでは脱力した状態でシャトルを迎えて、インパクトの瞬間だけに一気に力を入れましょう。
普段からクリアに力が入っている人にとってはこ、の脱力⇒瞬間的に力を入れるを意識するだけでもクリアがだいぶ飛ばしやすくなると思いますよ。
まとめ
今回は、『バドミントンのクリアが飛ばない理由!奥まで飛ばすコツを解説!』と題しまして、クリアが飛ばない理由と、クリアを奥まで飛ばすためのコツについてお話しさせていただきました。
クリアが飛ばない原因としては、
- 体重移動ができていない
- 打点が悪い
- 力みすぎ
の3点がありました。
また、クリアを飛ばすコツとして、
- 体重移動を意識する
- 打点を頭の前で捉える
- インパクト時だけ力を入れる
という3点を挙げさせていただきました。
こうして挙げてみると、どれも言われてみると当たり前のように感じるかもしれませんが、意外と意識していない人が多いですし、意識していない人はやはりクリアを飛ばすのが苦手な人だったりします。
こういった当たり前の点を1つ1つ丁寧に意識して改善していくことがバドミントンの上達には欠かせないですね。
個人的には③のインパクト時だけ力を入れるということを意識するだけでもクリアを飛ばせる人は増えるのではないかと思ってたりします。
クリアを奥まで飛ばせるようになれば、ダブルスでも攻められにくくなりますす、シングルスでも相手を苦しめる大きな武器になります。
ぜひ今回の記事を参考に、クリアを奥まで飛ばせえるようになってくださいね。
通常のクリアーを飛ばせるようになったら、次はバックハンドのクリアーも飛ばしたくなると思います。
バックハンドのクリアーを飛ばすためのコツについてはコチラの記事で書きましたので、参考にしてみてくださいね。
【関連記事】>>>バドミントンのハイバックが飛ばない原因!飛ばすためのコツも紹介!
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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